【日本会議の研究】 「一群の人々」が憲法改正を推進する危うさ
http://tanakaryusaku.jp/2016/06/00013924
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バスを連ねて動員をかけた憲法改正1万人集会。一般の参加者は少なかった。=昨年11月、武道館。撮影:田中=
文・ライター 中山栄子
ノイホイこと菅野完(すがの・たもつ)氏の近著『日本会議の研究』。
著者は、自らを保守で右翼であると規定し、反原発運動や反ヘイトスピーチにも携わるなどしてきた人物だ。
その右翼がなぜ右寄りの団体を研究するようになったのか。
今までの街宣右翼とも民族派右翼とも違う「一群の人々」が政権の中枢に入り込み、憲法改正という名の明治憲法回帰に手を付けようとしている。
菅野氏が炙り出した彼らの正体は、神がかりな元右派セクト学生集団だった。
昨年、戦争法の国会審議中のことを思い出す。
菅官房長官は「多くの憲法学者が合憲だと言っている」と突っぱねた。
反対運動に立ち上がった学者の会メンバーにも、安倍政権と御用学者達は動揺しなかった。
学問世界のヒエラルキーが何の役にも立たないことに、さしもの東大名誉教授らも驚いたことだろう。
疑問に思っていたが本書を読んで氷解した。
安倍政権の御用学者は「学者が政権におもねっている」のではなく、「新興宗教の信者が大学教授になった」ということなのだ。
本書を読んだ多くの人は、日本会議のルーツが長崎を中心にした九州「生長の家」信徒の右派学生によるセクト運動であることを知るようになった。
そこから新旧の自民党議員・・・衛藤晟一、井脇ノブ子といった人々を輩出してきたことも明らかにされた。
戦争法を合憲と論じた百地章・日大教授も古い仲間だ。
彼らは学生運動華やかりし頃、学園正常化(授業再開)運動を機に政治活動を始めた。
その原動力は左翼を圧倒することにあり、実際は殴られたから殴り返すという、半世紀にわたる私怨を晴らすことにある。
「一群の人々」が様々なルートから安倍官邸に入り込んでいることを説明する菅野完氏。肝心なところは目に見えない。=20日、都内の講演会で。撮影:田中=
左翼を圧倒し、私怨を晴らした先にどんな社会を作るビジョンがあるのか?
日本会議は自ら改憲案を持たずに、自民党改憲草案イコール改憲の中身としている。
この「一群の人々」が繰り広げる運動に祖父・岸信介を引き摺り下ろした左翼に私怨を持つ安倍晋三が引き寄せられた。
自前の改憲案は持っていないが「現行憲法は日本語になっていない」とつぶやく中山恭子議員のような心情的改憲派も集まってくる。
偉そうな人たちが皆入っているから、俺たちも入っておこうと地方議員が押し寄せる。
天皇崇拝から、神道も新興宗教も寄って来る。
日本会議はバキュームクリーナーのようにあらゆる右派的なものを吸い寄せている。
日本会議を生んだ「生長の家」は代替わりし、先日、自民党を支持しない旨の声明を発表したことで話題になった。
だが、日本会議にとっては痛くも痒くもなかったに違いない。
日本会議の中心を占める人々は、初代教祖の書いたものだけを信じる原理主義者だからだ。
稲田朋美・自民党政調会長が、祖母から受け継いだ谷口雅春の『生命の実相』をぼろぼろになるまで読み込んだ、という写真が掲載されたページは、読む人を驚愕させる。
この人も信者が政治家になったのだ。
日本会議が改憲発議のための重要な選挙であると位置づけた参議院選挙はすでに始まってしまった。
日本会議が強調する「すみやかな憲法改正発議の実現を!」が本当の参院選の焦点なのだろう。
イギリスのEU離脱国民投票は猶予期間も地域の独立もあるだろう。
だが、日本では憲法改正の国民投票が通ってしまえば、すぐにでも緊急事態条項が発令され自由は終焉を迎える。
憲法記念日の改憲集会に先立ち、緊急事態条項を強調するアニメが上映された。=5月3日、砂防会館。撮影:田中=
~終わり~
自公に3分の2の議席を与えれば、本当に憲法9条改正の扉が開く。
http://31634308.at.webry.info/201606/article_25.html
http://31634308.at.webry.info/201606/article_25.html
一部の新聞、一部のTVでは、参議院選挙の公示日に、全国の選挙当選の予測をして、自公で、憲法改選可能な3分2議席を取る勢いと報道しているのを見て白けてしまった。
そのTV解説者は、こんな数字を見せると、必ず判官びいきで、逆に議席が減るものであるが、それは、野党側に投票するに値する党がある必要があるが、いないでしょうと述べた。
ここまでいうテレビ局は自ずとわかると思うが。
ただ、日刊ゲンダイ紙に各選挙区の1週間経過した情勢が出ている。
これを見ると、必ずしも公示日時点で勝負が付いたような状況ではないようだ。
今日のNHKの政治討論会では、話題は憲法改正一色であった。
この討論を聞くと、自公に3分の2を与えると発議され、本当に第9条は安倍氏の悲願のように変えられると思う。
その中で、このブログでも応援している生活の森ゆうこ氏の情勢記事が出ていたので紹介する。
これを見ると、自公の候補者に対して優勢に闘っているようである。
森氏が国会に来ると、雰囲気が変わる。
是非戻ってきてほしい。
あまりお世辞の言わない小沢氏が、将来宰相にしたいと言った女史である。
武闘派と言われ、悪いことは悪いとはっきり追及する。
国会に戻ってくれば、山本太郎氏といいコンビになる。
開票するれば自公大好きマスコミが驚く結果を見たい!
【新潟】“裏切り”批判に謝罪行脚 森裕子の配慮で野党団結
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184099
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/184099
【新潟(改選数1)】
▲▲中原 八一57 自現
△△森 裕子60 (無)元
「中原、森陣営ともに確保した組織票は45万票程度。定数が1に減ったことで、当選ラインは50万票とみられます。両陣営とも拮抗しており、今後、浮動票がどう動くかが勝敗の鍵を握ります」(地元メディア関係者)
そんな中、一歩リードするのは参院議員を2期務め、圧倒的知名度を誇る森だ。8日に行われた長岡駅前での街頭演説が、追い風になったようだ。
「この日は森さんに加え、生活の小沢共同代表に共産の志位委員長、民進・安住国対委員長と社民県連代表の小山芳元氏が揃い踏み。1800人もの聴衆が集まり、相当な盛り上がりでした。特に目立ったのは『女性』です。ざっくばらんに話す森さんの声に、『そうだ』と合いの手を入れるほど。多くの女性が横断幕を掲げ、安保法“廃止”の話に耳をかたむけていました」(地元紙記者)
テーマ:7月10日(日)投開票の参議院選挙最大の争点は何か?
①安倍晋三が主張する『成果を挙げているアベノミックスを更に推進する』 ・・・・・・・7%
②安倍自民党、公明党=創価学会+αの憲改勢力を過半数割れにする ・・・・・・ 93%
石破さん、「俺は朝鮮部落マイノリティーじゃないぞー」「裏社会支配はもう終わりだ」ってことでしょうか?
1%ユダ鮮勢力に終わりが来たから、石破さんが本性をあらわにしたってことでしょうか?
裏社会の皆さん、権力構造の変化が迫っていませんか?
もう無能なマイノリティーが、特権を享受する時代じゃないってことでは?
下品なシャブ中ホモの時代じゃないですよ。
ああ、楽し。
写真の悪魔サインは不気味です。
ついに本音か 石破地方相が応援演説で “アベノミクス批判”
[YouTube ほか]TPP稲田朋美の売国会見 〜10府県のJAグループが、自民党候補への推薦を見送り 「安倍農政に不満=65.6%」〜
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=113475
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=113475
1本目は民主党政権時代にTPP反対議連の幹事長だった稲田朋美・現政調会長がマイケル・グリーンの目の前で見事に掌を返す動画です。
「安倍政権におけるTPPについては私は推進すべき」と言っています。
今回の参院選に出馬し、人気を集めている青山繁晴氏も、かつてはTPPに反対していたようですが、稲田氏と同じことを言うのでしょうか。
それとも「嘘つくな安倍総理!」と言ってくれるのでしょうか。
選挙が終われば掌返しの自民党に対して、東北を中心とする10府県のJAグループが、自民党候補への推薦を見送ったようです。
農業票は当落を大きく左右するようで、自民党は農業票の引き留めに必死になっているようです。
その様子は田中龍作さんの記事からも伝わってきます。
少なくとも山形選挙区においては、「猛烈なしっぺ返し」をくらうことになりそうです。
日本農業新聞のモニター調査によると「安倍農政に不満=65.6%」のようなので農業票がまともな候補者に流れて欲しいものです。
TPP稲田朋美の売国会見
配信元) YouTube 16/1/10
https://www.youtube.com/watch?v=MtiPY5Pwztw
https://www.youtube.com/watch?v=MtiPY5Pwztw